作者別: ik

ブラウザのサウンド出力先を変更したい!

近頃、ブラウザのタブを複数開いて動画や音楽を同時再生することが増えてきました。

言うまでもないことですが、同時再生なので音がごちゃごちゃしてます。

せめてイヤフォンやヘッドフォンで聴いているときはタブごとに音を左右に割り振りたいと常々思っていました。

しかし、ChromeやFirefox、Edgeといったメジャーなブラウザには音を調整するミキサーがついてないどころか、デフォルトのサウンドデバイスから変更するような設定がそもそもありません。

そんな設定あったとしてもサンプルレートやらビットレートで色々がアレなんだろうなぁ…もう駄目だぁ…おしまいだぁ…

と諦めてかけていたところ、Javascript の Web APIs を使えば前述の音の割り振りが実現できそうなことに気付きました。

のでやってみました。

image
音声の出力先を選択できるようにした

これだけでセレクトボックスから選択したデバイスでオーディオが再生されるようになりました。仮想オーディオミキサーも試してみましたが問題なく動作します。

躓いた点は、

  • ラベルが取得できない場合、deviceIdでしか判別できない。
  • 音声に加えてマイクの使用を許可しないと、デバイスの許可が取得できず出力先を切り替えることができない。
  • Macの場合はプライバシー保護機能のためアプリの許可も必要かも。

割とセキュリティ厳しめです。

気が付いたら勝手にマイクがONにされて独り言が全世界に公開とか、いつの間にか催眠音声を聞かされてるとかすると怖いので仕方がありません。

それでも、Audio要素ごとにデバイスを設定できるのは予想以上でした。

出力側が対応しているかの問題がありますが、7.1chでも20chでも設定上可能です。

2つの曲を聴きながらテンポを合わせたい人や、イヤフォンの上からヘッドフォンをする人、左で雑談、右で焚き火の音を聴きながらゲームする人も安心です。平和は守られた!


Qoobo(クーボ)体験記

Qoobo開封の儀のときの記事はこちら。

Qoobo(クーボ)が届いたよ

 

今回は、もう少し長めにQooboの正直な感想を書いてみようと思います。

まず、見た目は毛玉です。
毛玉にしっぽが生えている、それ以外にありません。

公式サイトの動画を見ると犬と猫、両方のしっぽがイメージにありそうです。
しっぽに限っていえば猫に近いように見えますが、それは自分が猫派だからかもしれません。

香箱ってるように見える・・・?

なんかこう・・・公式サイトにある画像とは印象が違うような。

猫用シャンプーとかしてあげないと駄目なんでしょうか。

しっぽはQooboを撫でたり揺らしたりすると動きます。
起きてはいるけど特に何かするでもなく、ただ寝そべっているときの猫のしっぽという風情があります。


ただ、仕方ないとは思うのですが可動する際に動作音がします。
特にうるさく感じるようなことはないのですが、ちょっと独特な音がします。
徐々に鳴き声のようにも感じてきます。

ちらっと見ると正体不明の毛玉があるので不可思議な気分になります。

 

しっぽ辺りを撫でている感覚は本物に近いと感じます。
犬や猫を飼ったことがある方は分かっていただけると思いますが、しっぽを触られるのは嫌がられることが多いです。
その点、Qooboはしっぽを触られても嫌がることはないので存分に触り心地を楽しめます。

ぬいぐるみを抱えていると安心できる人にはお勧めできると思います。

 

Qooboの公式サイトはこちら。
http://qoobo.info/


初めて日傘を買いました。

厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ここではそのまま、この過酷な環境をどうやって生き抜いておられますか?という意味です。

熱射病、日射病、脱水症状、皮膚病…。
夏というだけで生きるのもつらい状況です。

個人的に、空調完備なドーム型都市とか、街路でミストを発生させるとか、ビッグなスケールで対策を妄想しておりましたが実現するためには排熱やら湿度やら費用的な問題が山積みです。
今できる現実的な改善策を模索した結果、先日、初めて日傘を買いました。
日傘男子というらしいです。

購買意欲を持って日傘売り場を訪れるのは初めてだったんですが、UVカット・遮光・遮熱といろいろ書かれてました。
熱も遮るのか日傘、すごい。
今までまったく興味持ってませんでした。すみませんでした。

日傘.com

購入した日傘

使用感ですが、日陰です。

圧倒的日陰。
頭上からヒーターで炙られてるような気配がありません。
無防備に直射日光を受け入れていましたが、思っていた以上にストレスだったんだなぁという感じです。

余談ですが、最近「日傘男子」というワードを聞くので、男性向け日傘コーナーでもできているかと思ったのですが、自分が回った中では特にそういったものは見られませんでした。
話題になっているのが一部だけなのか、たまたまそういったお店ばかり回ったのか、はたまた日傘くらいで男女気にするなというメッセージなのかは分かりません。

夏の日陰の安心感は異常です。
風鈴の音の涼しさも2割増しくらいに聞こえます。
日傘をさせばあなただけの日陰が実質無料で物理的についてくる。
ドーム型都市も諦めてはおりませんが、今の暑さに対する現実的な対処策、またはクールビズの一環として男性の皆様にも広まればいいと思います。


パスワードを使わなくてもWeb認証できる?「WebAuthn」

WebAuthnが、Web認証の新たなスタンダードになるかもしれません。

FIDO Alliance and W3C Achieve Major Standards Milestone in Global Effort Towards Simpler, Stronger Authentication on the Web
https://www.w3.org/2018/04/pressrelease-webauthn-fido2.html.ja

本日発表された新しいFIDO2仕様と、それをサポートする主要ブラウザの取り組みは、全てのプラットフォームやデバイス間でFIDO認証が不偏のものとして存在する第一歩を踏み出したことを示しています。データの侵害とパスワードなどの資格情報の盗難は増加し続けていましたが、これからサービスプロバイダは、脆弱なパスワードやワンタイムパスコードに頼ることなく、全てのウェブサイトやアプリケーションで フィッシング耐性を持つFIDO認証を実装する時が来たのです。

 
発表によると、生体認証(指紋や顔、虹彩等)や、USB、BluetoothまたはNFCを介した外部認証ツールを利用し、パスワードやワンタイムパスコードを使用せずにWeb認証が可能となるそうです。
現在、W3Cにおける「勧告候補」となり、すでに主要ブラウザであるChromeやFirefox、Microsoft Edgeがサポートを発表しています。
 
生体認証と聞いてスマートフォンのロック解除を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
寝起き顔で認証されずに悲しみにくれた経験をした方もいるかもしれません。
Webアプリケーションもそれらと同じように手軽にログインできるようになれば、パスワードそのものの管理の不便さ、煩わしさを嘆く必要はなくなります。
 
W3Cでは実装サンプルが公開されています。
https://www.w3.org/TR/webauthn/#sample-registration
 
Firefox Nightlyにおいては、about:configにsecurity.webauth.webauthnという項目がすでに存在していることが分かります。

firefox nightliyのabout:config

もうほぼ実現するとみていい状況だと思われます。

検索してみるとDemoサイトも出てくるのですが、試してみるとデバイスの接続を求められるアラートが表示されるところから進めませんでした。
FIDO・CTAPに対応した認証用アプリや機器が必要なのだと思われます。
また機会をみて試してみたいと思います。
 
ところで、Appleは4月現在のところだんまりです。
珍しいことでもないので近いうちに何らかの発表があるかもしれません。


Webブラウザの呼び声(自動音声)

Web Speech APIを使うことでWebブラウザを喋らせることができます。
ブラウザを利用したWebアプリケーションであれば簡単にユーザーに通知する手段を増やすことが可能です。

例えば、

  • Webサイト上に書かれたテキストを読んでもらう。
  • 特定の座標に到着したことを知らせる。
  • 音声認識機能も併用してGoogle Homeの再発明。

などなど、組み合わせ次第でいろいろ遊べそうです。
 
自動音声ですが全くの機械声という訳でもなく、割と自然な感じに読み上げてくれます。
環境依存とはいえ、これがブラウザさえあればいつでも利用できるなんて素晴らしい。
 
さっそく時報でもやってもらおうと思います。
 
環境
Android 7.1.1
Chrome 63

上のコードをブラウザで表示したスクリーンショットがこちら

 
startを押すと、時刻を5秒ごとに喋ってくれます。
音量調整しかありませんが、音程や速度の調整もできます。
 
注意しなければいけないのは、speechSynthesis.speak を呼んだ回数だけ読み上げてくれるところ。(どんどんスタックする)
連続で呼び出すような処理が入ってしまうと延々同じ文章を読み上げられ軽くホラーな体験になります。
 
また、例にもあげましたが、Web Speech APIの主要機能の一つに音声認識があります。
それも組み合わせてとてもとても頑張ればAIブログ、AI進捗管理システムも作れるかもしれません。
 
APIのより詳細な情報はこちら。
Web Speech API – Web API インターフェイス | MDN
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/API/Web_Speech_API

 
ちなみにですが、時報自体は別の方法でも実装可能です。
Web Speech APIは調整できる幅が狭いのですが、必要なものは揃っていて細かいことを考えなくても形になるという点で非常にお手軽です。
 
まだドラフトなのが残念ですが、実用性の高い機能だと思うので今後の更なる発展と可及的速やかな本採用をお祈り申し上げます。