Zeppelinには始めからいくつかの可視化の手法が用意されていますが、Helium パッケージを使って後から追加することもできます。飛行船に追加するものだからヘリウムなんですね。
そのためには、Zeppelin の設定ファイルを変更して Helium パッケージリポジトリを有効にする必要があります。conf/zeppelin-site.xml.template をコピーして conf/zeppelin-site.xml を作り、以下のコメントアウトされている箇所を有効にします。
$ diff -u conf/zeppelin-site.xml.template conf/zeppelin-site.xml --- conf/zeppelin-site.xml.template 2022-02-24 12:56:08.000000000 +0900 +++ conf/zeppelin-site.xml 2022-07-24 23:50:42.829396848 +0900 @@ -410,13 +410,11 @@ <description>Remote Yarn package installer url for Helium dependency loader</description> </property> -<!-- <property> <name>zeppelin.helium.registry</name> <value>helium,https://s3.amazonaws.com/helium-package/helium.json</value> <description>Location of external Helium Registry</description> </property> ---> <property> <name>zeppelin.interpreter.group.default</name>
設定ファイルの準備ができたら zeppelin を再起動します。
$ bin/zeppelin-daemon.sh restart
Helium パッケージリポジトリを有効にしたら Zeppelin のページにアクセスしてメニューから Helium を開き、追加するパッケージを選んで “Enable” ボタンを押します。
パッケージを最初に追加するときにはかなり時間が掛かる場合もありますが、しばらく待てば利用できる状態になります。今回は ultimate-heatmap-chart を追加しました。
以下は、大阪市のどの区にどの施設が沢山あるかを示すヒートマップチャートです。