状況に合わせてスマートフォンで一連の操作をまとめて実行したいことがあります。
たとえば就寝前にマナーモードに切り替え、目覚ましをセットしてアラームの音量を設定する、といったことです。逆に起きた後はマナーモードを解除して音量を元に戻す必要があります。
こういった、定期的に必要になる一連の操作を手作業でやるのは、特に毎日となると意外に煩わしいものです。
これを NFC タグを使って自動化することができます。
NFC タグは Amazon で10枚500円くらいのものを買って使っています。
アプリは Android の Trigger を長く使っているのですが、どうも今は公開されていないようです。同じようなことができる Tasker というアプリもあります。
NFC タグは裏がシールになっていて必要な場所に貼り付けて使えますが、なかなか強力なシールなのであえて普通の両面テープを使っています。これを家の中のあちこちに置いています。
いくつか使い途を挙げてみます。
寝室
就寝時: 目覚ましセット、マナーモード切り替え、音量調整
起床時: マナーモード解除、音量調整
Trigger は1個の NFC タグでトグル動作させられるので、就寝<>起床の切り替えを1個でまかなえます。
スマホスタンドに貼ってあるので、立て掛けるだけで就寝モードになります。
玄関
外出時: マナーモード切り替え、Wi-Fiオフ
帰宅時: マナーモード解除、Wi-Fiオン
玄関の電源スイッチの横に NFC タグを貼り付けて、タッチしています。
自宅デスク
音楽自動再生。こちらもタグを貼ったスタンドに立て掛けると音楽をランダム再生するようにしています。
NFC タグをトリガにした自動操作は自分にとって地味ながら重要な機能なので、スマホ選びの際は NFC 搭載は必須の要件になっています。