jqのクエリをインタラクティブに作成する
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JSON のデータを扱うときに jq は必須といって良いツールです。
- 見やすく表示する
- データを抽出する
- 特定のデータだけをまとめて新しいJSONファイルを作る
対象のJSONデータの構造を把握していれば jq のクエリを書くのもそれほど苦労はありませんが、そうでない場合は試行錯誤が必要になります。クエリをちょっとずつ変更しながら毎回 jq を叩くのも良いですが、インタラクティブにクエリを書けるツールを使えばもっと楽にできます。
そういう用途のツールとして jiq があります。以下の画像のようにインタラクティブにクエリを書いてJSONデータを掘り下げることができます。最終的なクエリの文字列を標準出力に吐いて jq コマンドに渡すこともできます。

インストール方法は、Linux 系の場合はプロジェクトのダウンロードページから最新版をダウンロードして展開してパスを通すだけです。
jiq と似た jid というツールもあり、こちらは各種ディストリビューションのパッケージも用意されていてインストールがより簡単です。ただし、jiq の方が対応しているクエリの種類が多いのでこちらを使っています。