個人的なリモートワークの流儀

こんにちは。まだまだコロナ禍の余談が許さない日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

ビジネスシーンでは、リモートワークが主流になりつつある中、自宅での生産性を如何に整えるかといった新しい働き方を模索することが重要になってきていますね。

ご家庭がある方は「仕事に集中できる自室を設ける」といった物理的に環境をつくることも重要ですし、オンとオフの境界線が曖昧になるので「自分の終業時間」などのマイルールを決めるなどの精神的な環境を決めることも大切です。

私個人的には、どうすれば「体を動かす」ことができるか、運動する時間が作れるかというのをあれこれ試しています。

体を動かすと集中力が高まる

何かを考えたりアイデアを出さないといけない時に、散歩をすると考えがまとまりやすかったりした経験はないでしょうか?

おいしいものを食べる、人と交流する、褒められるなどすると、側坐核からドーパミンが分泌され、報酬系に作用し、快感が生じます。運動も、ドーパミンの分泌量を増加させるもののひとつです。

集中力は、脳内の報酬系にドーパミンが作用して高まるもの。報酬系は快感を生じさせ、今やっていることに集中させます。その状態でほかの課題に取り組むと、高い集中力を発揮できるのです。

出展:じっとしていても集中力は上がらない。頭を動かす前にまず「体を動かす」べき理由|STUDY HACK

適度な運動は集中力を上げるということが科学的に実証されています。

リモートワークをするようになって思うのですが、これまで煩わしかったオフィスへの通勤も実は仕事モードになるために大切なことだったのではないか?適度に歩く、電車に揺られることが気持ちを切り替えたり、その日のタスクだったりを意識的にまたは無意識的に整理していたりしていたのではないかと。

近所の喫茶店などで仕事をする、個人的な仕事用オフィスを借りているケース以外では、リモートワークに「通勤」は発生しません。ですので、自宅で仕事に取り掛かる前やタスクの区切りなどインターバルに運動を取り入れていく必要があると思うのです。

一番簡単に考えつく運動としては、仕事前にラジオ体操をしてみたり、散歩やジョギング、筋トレといったエクスサイズを行うなどでしょうか。室内でできることはそのまま行えばいいと思うのですが、散歩やジョギングってこの酷暑の炎天下でやろうと思わないですよね。逆に体力を消費しすぎて仕事にならない。では、どうしたらいいのか?

仕事の合間に掃除する

外に出ないで運動するにはどうすればいいか?をあれこれ考えた結果、掃除って運動にならないかな?と思ったのがきっかけ。実践してみたら、これがなかなか良いです。例えば、
・食器を洗う
・洗面所の水垢などの掃除をする
・掃除機で床掃除
・キッチンの油汚れをクレンジングする
etc…

反復動作を伴う掃除作業の後って気持ちの切り替えが結構上手くいくみたいで、その後の作業に集中できます。15分~30分程度の掃除をすると当然汗をかきますし軽度な運動を行ったぐらいの感覚を実感できます。洗い物をしながらアイデアを考えたり、その逆何も考えないこともできますし、掃除をすることで部屋も綺麗になるので一石二鳥なんですよね。

仕事のタスクの区切りやちょっとアイデアが煮詰まったりした時に、散歩もいいですが掃除という選択肢を持っておくと、頭の中も部屋の中もスッキリして次の仕事に集中できてお勧めです。

仕事の合間に「掃除という運動」をする隙間時間を作っていく。仕事の流儀というと仰々しいですが(笑)こんなリモートワークのやり方があってもいいかなって思います。


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