iPad proでお絵かき頻度向上を目指す

こんにちは。新卒デザイナーのハナです。

 

昨年11月、会社のスマートフォン・タブレット補助を利用し、iPad proを購入しました。

 

私はイラストが趣味なので、iPad proとApple pencilをデジタルイラスト作成に使用しています。

iPad proをイラスト作成のために使用するという観点からの、個人的な感想をご紹介します。

もし購入を迷っている人がいれば、判断材料の一つにしていただければ幸いです。

 

良かった点

どこでも絵が描ける

iPad proはイラストソフトさえ入っていれば、これ単体で絵を仕上げることができます。

パソコンなどにつなげる必要もないので、すごくコンパクトです。

外に持っていって喫茶店などでも使えるのはもちろん、お布団の中で寝転がりながらでも絵を描くことができます。

部屋が寒くて机に座って作業する気が全然起きないときでも大丈夫です。

 

「とりあえず描き始める」ことのハードルが下がる

普段はmac book proとワコムの板タブで絵を描いているのですが、家に帰ってきてからなかなか机に座って絵を描く気が起きず、今日はもういいかぁと寝てしまうことが多くあります。

ですがiPad proを導入した後は、疲れていても毎日少しは絵を描く気力が起きるようになりました。

 

「物事をやり始めるまでのハードルが低いほうが途中で挫折しないので良い」とよく言われていますが、確かに考えてみるとPCで絵を描くとなると、

①部屋に戻る

②机に座る

③PCを起動

④ソフトを立ち上げる

と実際に描き始めるまでに結構工程が多いです。

疲れているときなどはこの工程の途中で挫折してしまっていました。

人間いくら好きなことでもやり始めるまでのハードルが多いと(特に疲れてると)簡単に挫折するようです。

 

iPad proだと

①ホームボタンを押してスリープ解除

②アプリを立ち上げる

と工程が少なく、挫折する前に絵を描き始めることができました。

 

 

残念だった点

Apple pencilの替えのペン先がそこそこ良いお値段

私は描き心地を紙に近づけるために若干表面がザラザラしたペーパーライクフィルムを画面に貼っています。

それが原因ですごい勢いでペン先がすり減っていきます

11月末にiPad proApple Pencilを購入してから1月半ばまでに二回交換しました。

板タブのペン軸は金属製のものに替えてすり減りを防止したりパスタや綿棒で代用が効くという話もありますが、Apple pencilのペン先は専用のものなので代用品がありません。

ペン先はそこそこ良いお値段なので、この調子で使い続けると出費がわりと痛いことになりそうです。

その代わり描き心地は上々なので、ペン先がすり減るのはもう仕方のないことだ、これは必要経費だと割り切ることにしました。

 

充電が必要

当たり前の話ですが、iPad proもApple pencilも充電が必要です。

PCにペンタブだと、PCに電源コードを差しっぱなしの状態で作業を始めた場合、充電切れによって作業を中断させられることはありません。

iPadで作業をしていると、たとえiPadに充電器を接続しっぱなしの状態で作業を始めたとしても、連続で作業し続けているとApple pencilの充電が切れて作業が中断します。

また、Apple pencil単体では残充電量が見られないため、気がついたら電池が減っていて、集中しだしたタイミングで充電切れにより強制的に作業中断、ということが何回かありました。

 

ですがこれも仕方がないので、「毎晩ちゃんと充電する」「休憩しているときは必ず充電する」といった習慣をつけ、お絵かきがノッてきたタイミングで強制中断しないように気をつけることが大切だなと思いました。

 

 

まとめ

私の個人的な感想の結論としては、絵を描く頻度とスピードが上がったので買って大正解でした!(スマートフォン・タブレット補助、本当にありがとうございました)

 

ですが相性などもありますし、iPad proが全人類のお絵かき技術をすぐに上げてくれるわけではありません。

(そもそも液タブを所持していて、かつ、ちゃんと机に座って毎日絵を描く習慣をつけている人は別にiPad proが無くても良いような気もします…)

ですが私のように基本性質がなまけものでめんどくさがり屋で、寝転がりながら落書きしたりするのが好きな人にはとてもおすすめします。

 

2018年は、パソコンを使って本格的に描くのは休みの日の元気がいっぱいあるときにして、平日などはiPad proで毎日「とりあえず描き始める」ことを目標に、もっとお絵かきの練習頻度を上げて技術向上を図れたらいいな!と思いました。

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