どうも、プログラマのHです。
弊社は昨年の3月下旬からリモートワークになったため、ずっと自宅で仕事するのならと大きめのディスプレイを購入しました。
非常に快適で気に入っているのですが、机の上が狭くなってしまったためにMacBookを閉じて使わないといけなくなってしまいました。
こんなかんじ。
24インチくらいのディスプレイであれば、手前にMacBookを置いてデュアルディスプレイで使えるのですが、32インチともなると見上げるような形になってしまうため、この形で落ち着きました。
ただ、やっぱりチャットツールなどが他のウィンドウに隠れて見えなくなってしまったりするため、別画面に追い出しておきたいなぁ、、、Webカメラの位置がイマイチだなぁ、、、と常々思っていたところ、9月に遅めの夏休みを取ることができたため、「机上に置く棚を作ってみよう!」と思い立ちました。
使う素材
木材を使って本格的に製作する気力はなかったので(笑)、今回は塩ビパイプを組み合わせて簡単な棚を作ろうと思います。
塩ビパイプというのは要するに水道管に使う素材で、軽くて継手もいろいろな形状のものがあるため、簡単にいろいろな形に組み合わせることができます。
ただし強度はさほどないため、あまり重いものを置く棚としては使いにくいです。
設計
まずは簡単に棚を設計してみます。
ポイントは
・MacBookを開いて置くスペースを確保
・棚にMacBookAirとかAmazon Echoとか小物とかを置けるように
・Webカメラとして使っているアクションカメラをいい感じに設置出来る
この3点です。
ホントにざっくりとした設計図w
この程度でOKなんです、というかあまり精密に設計しても意味がないんです。
というのも、継手に塩ビパイプを差し込むとき、どの程度差し込めるかは個体差があるのと、多少の誤差は差し込み加減で調整出来るからです。
部材購入
これで大体の長さと継手の数が把握できたらホームセンターにGO!
塩ビパイプはたいてい屋外においてあります。
ここで必要なものをピックアップ。
使用する部材
ざっくりこんな感じ。
塩ビパイプは1mを9本。
そして継手。これはチーズと言うそうです。
ここには15個ありますが、後で4個買い足しました。合計19個。
こちらはエルボー。
ここには5個ありますが、これも後で2個買い足しました。合計7個。
こちらは机に固定するためのポールソケットというもの。
これは塩ビパイプ用ではありません。
タッピングネジ。パイプと継手をこれで固定します。
塩ビパイプは専用のボンドで接着するのが正式な使い方なのですが、
それだと組んでから長さの誤差を微調整しにくいため今回はネジで固定します。
作業
作業と言っても、塩ビパイプを必要な長さにパイプカッターで切っていくだけです。大まかな設計図を元にサクサク切っていきます。
サクサクやりすぎて長さを間違ったの図。。。
棚板は先日処分した本棚の仕切り板だけ残していたのでそれを流用しています。
こんなときのために、パイプは1m余分に買ってます。。。
切れたので仮組み。
この段階で叩いて詰めたりちょっと緩めたりして形を整えます。
本来ならこの段階で塗装してイイ感じにするのですが、仕事部屋だしなぁ、、、ということで今回は塗装なしでいきます。
机に固定するためのポールソケットは専用部品ではないのでサイズが合わずガバガバです。
パイプ側にビニールテープを巻いて、あとは下からグルーガンで隙間を埋めて接着します。
重いものを乗せるわけではないのでこれで強度は充分OK。
パイプと継手はタッピングネジで固定していきます、
これ、作業工程を取り忘れたのですが、電動ドリルで小さめの下穴を開けてから
電動ドライバーで締めています。
机に木ネジで止めます。
完成!
MacBookを開いた状態で設置しつつ、棚にMacBookAirを開いた状態で設置、
小物類も置けました。
また、カメラも最適な位置に設置できました。
写真だと伝わりにくいですが机上もスッキリしました。
あ、簡単な作業なので工程を省略しましたが、外側に100均で売っているワイヤーネットを結束バンドで固定して、雑多なケーブル類とかヘッドフォンとかを吊るすようにしてみました。
作業時間はトータルで8時間くらいかかってしまいました。
本当なら3時間もあれば終わると思うのですが、途中で設計ミスに気がついて
計算し直したり、部材を追加購入しにいったりしてしまったので想定外に時間がかかってしまいました。
市販の棚などではいまいち用途にピッタリのものが見つからない、といった場合には、こういう感じでDIYしてみてはいかがでしょうか。
やってみたら楽しいし、意外に出来るもんですよ!