絵画教室に通ってみた

最近、社会人向けアートスクールの無料体験を受けに行ってみて、その体験がとても楽しかったので入校しようと思いました。かなり個人的な散文になりますが、入校までの経緯や体験してみた思ったことなどを書きました。

受講までの経緯など

大きい括りでデザインという仕事を始めて、もう随分と年月が経ちました。この仕事を選んだ契機は絵を描くことが好きだったからみたいなだったように思います。

とはいえ、グラフィックであれWebであれUIであれデザインというのは課題を解決するための手法なので、プロジェクトの背景を理解したり、誰に対してどんなメッセージを伝えたいのか?を考えたり、プロダクトの利用シーンをパターン化して画面を設計するというような論理的な考え方が重要だったりします。僕個人に関してはイマジネーションを膨らますというよりロジックに当てはめていくような感触。

きっかけは絵を描くことが好きから始まったことなのに、何やら正反対のような行動を刷り込み続けてきた。一応それで飯が食えているので、そのことに対して特に何とも思ってないんですけど「そういやデザイン初めてから絵なんか全く描いてないな」ってふと思うことが今までに何度かありました。

デザインする=頭の使い方として論理的な振る舞いがある程度できるようになってきた、習慣化が出来てきたのはいいんですが、そういう考え方ばかりで固まってしまうような気がして…というところで、趣味の一環でいいので絵を描いてみよう、何の制約もないところで絵を描くとどうなるんだろうと思い立ったという感じです。

美術コースで油絵を選択してみた

絵を描くならイラストだと仕事に使えることもあるかもしれないですし、デジタルツールでの描画ならクリップスタジオとか普段使わないソフトに踏み込むことができる機会になると思うのですが、そこは敢えて全く関係ない美術コースを選択しました。油絵とか日本画って描いた経験がないのでその興味もありつつ、実際に絵の具を使って描いてみたい、絵を描くのにリアルに手を動かしてみたいと思ったからです。Webとも正反対な、どアナログな環境で制約のない頭の使い方に興味もあります。

実際に描いてみて思ったことなど

無料体験は3時間でデッサンか絵の具を使った描画体験が選べました。迷うことなく油絵を選択。時間が短いので内容としては、事前に用意されていたいくつかの写真を選び、そのモチーフごとに薄い鉛筆の下書きがあるのでそこに色を塗っていく塗り絵みたいなものでした。

油絵自体全く知らなかったので、まずは塗り方を教えてもらうことに。

油絵は文字通り絵の具をオイルで溶いて塗っていくのですが、そのオイルには大きく分けて揮発性油と乾性油の2種類があります。揮発性油はテレピンオイルが有名で溶解力が強くサラサラで絵の具の伸びも良く乾燥も早いので下絵に使われます。乾性油は絵の具の固着材として使われ実際に色を落としていく時はこちらを使います。今回使ったのはリンシードオイル。

モチーフで選んだ紫色のバラの写真の中から中間ぐらいの明度で軸になりそうな色を作っていきます。油絵はとにかく色を混ぜ倒します。例えば、葉は緑なのでビリジアンが使えるのかなと思いきや青と黄を混ぜて緑を作ります。そうしないと色が嘘臭くなるそうです。青と赤と群青とか焦茶などを混ぜながら狙った色を作って下塗りをしていく。下塗りではその絵の陰影をとって大まかなカタチを取ります。そして明るいところにリンシードオイルで色を落としていく。下塗りの時は絵の具もサラサラして伸びもいいので水彩みたいな感じでした。

下塗りまではあまり描いてる実感がなかったんですが、リンシードで落とし出してから世界がガラっと変わります。少しずつ色を落とし込んでいくことでどんどん表情が出てくる。これが楽しい。色の落とし方も様々でパレットで色を混ぜることもあれば、絵の中で色を混ぜたり、筆の種類や筆の運び方で表情が全然変わる。点で描いたり、薄めで大きく筆を使ったり、背景に色をつけてモチーフと背景の色を隣接させることでグッと存在感が出たり。色と色が半立体みたいな感じでどんどん重なるし、重ねれば重ねる程に表情が出てくる。明るい部分の色を作ることで下塗りとの陰影や塗り感の差が明確になってより輪郭ができていく。無心で色を追いながらこねくり回してました。

理屈を抜きにして色を追うことだけに集中する、そしてカタチになる。この感覚が新鮮でした。3時間終わってみて休憩も無しに没頭する。疲れているんですがなんだか頭がクリアな感じ。もちろん趣味なので納期も何もないし、初めてのことなので楽しいのは間違いないのですが、インスピレーションだけで色を追う、今の自分にないと感じてたズバリのことを体験できたのが幸いでした。

終わりに

体験したその日の内に入校を申し込みました。完全に自分の主観だけで自分で決めてそれがカタチになる。普通に生活しているとなかなかそういうことってないような気がします。それが何かの役に立つかどうかは分かりませんが、何か今後の自分の彩りだったり、地に足を付けるみたいなところに繋がるような気がします。まだスタートを切ったばかりですが、また何か思うことがあれば更新できればと思います。

Solr で SSL を有効にする

Solr の管理画面や API へのリクエストで HTTPS を使えるようにします。

自己署名証明書作成

プライベートなネットワーク内での利用を想定して自己署名証明書を作成します。

$ cd server/etc
$ keytool -genkeypair -alias solr-ssl -keyalg RSA -keysize 2048 -keypass secret -storepass secret -validity 9999 -keystore solr-ssl.keystore.p12 -storetype PKCS12 -ext SAN=DNS:localhost,IP:192.168.1.3,IP:127.0.0.1 -dname "CN=localhost, OU=Organizational Unit, O=Organization, L=Location, ST=State, C=Country"
$ openssl pkcs12 -in solr-ssl.keystore.p12 -out solr-ssl.pem

keytool は JDK に含まれるツールです。
IPの部分はSolrサーバのIPアドレスを指定します。

作成した証明書を参照するように solr.in.sh を設定します。

SOLR_SSL_ENABLED=true
SOLR_SSL_KEY_STORE=etc/solr-ssl.keystore.p12
SOLR_SSL_KEY_STORE_PASSWORD=secret
SOLR_SSL_TRUST_STORE=etc/solr-ssl.keystore.p12
SOLR_SSL_TRUST_STORE_PASSWORD=secret
SOLR_SSL_NEED_CLIENT_AUTH=false
SOLR_SSL_WANT_CLIENT_AUTH=false
SOLR_SSL_CHECK_PEER_NAME=true

HTTPS を使うように ZooKeeper を設定

SolrCloud での運用の場合は ZooKeeper で保持する設定を変更して Solr が HTTPS 通信を使うようにします。

$ server/scripts/cloud-scripts/zkcli.sh -zkhost localhost:2181 -cmd clusterprop -name urlScheme -val https

ZooKeeper 設定前に作成したコレクションの場合は以下を実行します。

$ curl 'http://localhost:8983/solr/admin/collections?action=CLUSTERPROP&name=urlScheme&val=https'

Solr起動

$ bin/solr -cloud -s example/cloud/node1 -z localhost:2181 -p 8984

動作確認

コレクションを作成して Collections API で状態を確認します。
bin/solr 等のツールは solr.in.sh の環境変数を使って HTTPS 通信してくれます。
curl での API コールの場合は pem ファイルを指定します。

$ bin/solr create -c mycollection -shards 2
$ curl -E solr-ssl.pem:secret --cacert solr-ssl.pem "https://localhost:8984/solr/admin/collections?action=CLUSTERSTATUS&indent=on"
{
  "responseHeader":{
    "status":0,
    "QTime":1},
  "cluster":{
    "collections":{
      "mycollection":{
        "pullReplicas":"0",
        "configName":"mycollection",
        "replicationFactor":"1",
        "shards":{
          "shard1":{
            "range":"80000000-ffffffff",
            "state":"active",
            "replicas":{"core_node4":{
                "core":"mycollection_shard1_replica_n2",
                "leader":"true",
                "core_node_name":"core_node4",
                "node_name":"localhost:8984_solr",
                "base_url":"https://localhost:8984/solr",
                "state":"active",
                "collection":"mycollection",
                "shard":"shard1",
                "type":"NRT",
                "force_set_state":"false"}},
            "health":"GREEN"},
          "shard2":{
            "range":"0-7fffffff",
            "state":"active",
            "replicas":{"core_node3":{
                "core":"mycollection_shard2_replica_n1",
                "leader":"true",
                "core_node_name":"core_node3",
                "node_name":"localhost:8984_solr",
                "base_url":"https://localhost:8984/solr",
                "state":"active",
                "collection":"mycollection",
                "shard":"shard2",
                "type":"NRT",
                "force_set_state":"false"}},
            "health":"GREEN"}},
        "router":{"name":"compositeId"},
        "nrtReplicas":"1",
        "tlogReplicas":"0",
        "health":"GREEN",
        "znodeVersion":4}},
    "properties":{"urlScheme":"https"},
    "live_nodes":["localhost:8984_solr"]}}

CLUSTERSTATUS の応答に含まれる内部的な URL も https になっていることが分かります。

Windows10→11にアップグレードした感想

11を使いだして一ヵ月近くになろうかというところで、現時点で特に大きな不具合もなく使えています。かなり個人的な観点ばかりですが、今の感想を書いてみようと思います。

デスクトップ画面

デスクトップの様子
Windows11のデスクトップ

タスクバーに並ぶアプリのアイコンがセンタリングされています。最初は割と戸惑いましたが、すぐ慣れました。今では、10以前の左寄せに並んでる様子に違和感を覚えます。

メモ帳

メモ帳
Win11のメモ帳
メモ帳が普通っぽい見た目になりました。フッター部に、改行コードと文字コードが表示され、メモ帳を起動したときのデフォルトがUTF-8になっていました。
気になったのが、タブ文字の幅が以前までの半角8文字分ではなさそうです。メモ帳でコードを書いた経験がある人は感慨深い気持ちになる方もいるのではないでしょうか。

システムロケールのUTF-8対応

地域の設定画面

システムロケールをUTF-8に変更可能です。変更した場合、SJIS環境で作成したZIPファイルで文字化けが起きる等の問題(といえるのか分かりませんが、踏むと悲しいトラップ)があるようです。

今の時代、UTF-8にするべきだとは思うのですが、燦然と輝く「ベータ」の文字に不安を感じて変更していません。「ベータ」が取れたら安心安全か、というと、それぞれ各人やってみないと分からないのですが…。やるならバックアップをしっかり取った上で、いつでも退転する決意を持って臨みたいものです。

タスクビュー

改善されたタスクビュー

Win + Tab キーで表示できるタスクビューが使いやすくなりました。矢印キーでデスクトップとウィンドウを切り替えられます。

10のタスクビューは、ショートカットで起動したあとの操作性があまり良くなく、何を押せばいいのか分からなくなったり、目的のウィンドウに到達できずにタスクビューが終了してしまうことがしばしばありました。

かなりの改善です。いいね!💯

ほかにも…

  • エクスプローラーのメニューがややすっきり
  • 右クリックのコンテキストメニューもすっきり。あの機能どこいった?
  • Hyper-VとVagrant、VirtualBoxは何事もなかったように仲良し

Windowsの古い部分が削ぎ落とされてきて、10から更にすっきりしたという印象です。大阪のオバちゃん風にいうならシュッとしてる。多分、そんな感じだと思います。

花粉との戦い2023

こんにちわ。
リエです。

今年もやって参りました。
花粉との戦い。
花粉皮膚炎に毎年悩まされているのですが、今年も戦いの火蓋が切って落とされました。
過去記事↓
花粉との戦い2020
https://blog.splout.co.jp/10027/

余談ですが、最近時間間隔がなく、この前社内メンバーとの打ち合わせでもう2月も中旬か全然記憶ないという会話をしていました。(正月ボケを引きずっているのかもしれません)

対策は花粉との戦い2020に記載の内容とはあまり変わっていないのですが、今年は症状が出るのが早くて初動が遅れてしまいました。
もはや戦。最小限の被害で抑えるべく日々試行錯誤しています。
昔に比べると花粉対策グッズってすごく増えましたよね。
花粉が付きにくい機能性アウターも売ってるので、今年は1着ほしいなと思っております。

去年アレルギーに効くと知って試しに飲んでいた甜茶も再開しようかな。
参考サイト
https://himitsu.wakasa.jp/contents/tian-cha/

毎年この時期はテンションが↓↓↓↓となり、顔見たくない外出たくないモードになるのですが、なぜか最近は湿疹がメイクで隠せる事に感動し朝のメイクが楽しくなりました💄
素晴らしいですね。前向きなきもち大事。

社内には花粉症のメンバーが数人いるのですが、心の友だと思っています。
花粉と戦いながらもみんなで春にお花見をしていたのがよい思い出🌸

【Visual Studio Code】VSCodeで日頃利用しているプラグインの紹介

今回は、日頃の開発やコーディングなどで利用しているVSCodeに入れているプラグインを紹介したいと思います。
プラグインを入れると作業効率が格段に上がるので、少しでも参考になれば幸いです。

Auto Close Tag

HTMLを書く際などに、閉じタグを自動で追加してくれるプラグインです。
タグの閉じ忘れで表示崩れが起きるのを未然に防いでくれます。

HTML End Tag Labels

HTMLの閉じタグの最後に「id」と「class」を表示してくれるプラグインです。
どこまでdivが囲まれているかなどを瞬時に見つけることができます。

Live Sass Compiler

Sassを利用した際に、Sassファイルを監視して自動でコンパイルまでしてくれるプラグインです。ターミナルなどで行っていたSass監視〜コンパイルまでの操作を簡単に行えるようになります。
使い方も簡単で、SCSSを開いて画面下部の「Watch Sass」をクリックするだけで監視がはじまり、保存するとコンパイルされます。

vscode-icons

VSCodeのデフォルトのファイルアイコンは正直わかりにくいです。
このプラグインを入れると、ファイルアイコンが視覚的にわかりやすいアイコンで表示されます。
アイコンテーマは、左下の歯車アイコンの[ファイルアイコンのテーマ]から、好きなテーマを選択して変更することができます。

zenkaku

コード内の全角スペースをハイライト表示して見つけやすくしてくれるプラグインです。
地味ですがたまに助けられます。お守り的な感じで入れています。

Japanese Language Pack for Visual Studio Code

もしかしたらインストール時に入っているかもしれませんが、日本語化プラグインです。
英語のUIが苦手という方は必須です。



今後も便利で日々の作業を効率的に行えそうなプラグインがあれば、どんどん入れて使ってみたいと思います。
その際はまたご紹介したいと思います。